大阪城東福音教会

聖書の学び


「主イエスをほめた人々が」
ルカによる福音書4章20~30節


 ベツレヘムでおとめマリヤから生まれた救主イエス様は、ナザレで育ち、約30歳で福音宣教を開始されるにあたり洗礼と聖霊を受け(信仰者の模範[ヘブ12:2])、(私達に代わり)荒野で悪魔の試みに勝利されました。そしてガリラヤ地方宣教でナザレの会堂に入り、イザヤ書からメシヤの働きに関する箇所を朗読し「この聖句はこの日に成就した(御自身がメシヤ)」と宣言された時、会堂の人々はイエス様の権威ある言と教えをほめ称えました。ところが彼らの心に疑いが生じて「この人はヨセフの子ではないか」と言い出し、それを御言から批判された時、人々は態度を一変し、イエス様を崖から突き落とそうとしたのです。しかしイエス様は(神の力により)彼らのまん中を通り抜け去られました。この出来事からの学びは①「御言を選り好みしてはならない」②「危機を逃れる力を持ったイエス様がゲツセマネで捕えられたのは、神のご計画(十字架と復活)を成就するため」です。「主イエス様のように全ての御言に忠実に歩む者[1ペテ2:21]として下さい」と共に祈りましょう。