大阪城東福音教会

私の信仰

信仰を生かした生き方


 「主は一つ、バプテスマは一つ」(エペソ4:5)のみ言葉から大阪城東福音教会で2005年6月12日に 洗礼を受けました。あれから、子供と教会に通って早いもので2年が経ち、今年は大阪城東福音教会の 献堂10周年の年になりました。

 洗礼を受け、日々いろいろな問題が発生していますが、何か特に変わったことはなく平凡な日々を送っ ています。しかし、こんな変化のめまぐるしい世の中、人の心のすさんでいる世の中で、平凡な日々をお くれることこそ神様のお恵みと心から感謝しています。

 そして、主のお導きでこの感謝を分かつことができる日がきました。

 10年前に骨髄バンクにドナー登録しました。今年で10年も経過しているのに今さら適合した患者さん が見つかるとは思いもよらないことでした。2007年1月にドナー再検査、2月に最終同意書の署名印鑑と 順調に手続きは終了しましたが、手術の日程がなかなか決りません。当初4月の予定が7月に及び、直 前まで日程が確定しませんでした。自分以外の人のために何かできるという気持ちがどんどん沈み手術 のことを想像して苦痛に思う日々が何ヶ月も続きました。主とともに歩む信仰と教会での励ましがなけれ ばきっと途中で挫折してドナー提供を断っていたと思います。信仰を通じて主がともにおられる特権を与 えていただき心を強くすることができ無事に骨髄提供をすることができました。手術後1日おいて会社でト ラブルがあり3週間東京に出張しましたが、牧師先生、兄弟姉妹のお祈りのお陰で痛みも早くとれ、2ヶ 月程度で普通に生活できるようになりました。

 その後、患者さんの骨髄移植後の容態を気にかけていた折、9月下旬に患者さんから手紙をいただき ました。手紙の内容としては、リハビリが開始になり復帰に向け歩みだされた旨と感謝の気持ちがつづら れていました。主の導きにより、他人のために無償で何かすることができたと感激し、自分の人生の中で 一番の出来事になりました。このことだけで天国に行けるとは思いませんが、イエス様の愛(「愛は寛容 で、愛は高ぶらない」)に少しでも近づけたことは、これからの信仰生活を大きく変えることのひとつになり ました。

 私は、聖霊によるバプテスマはまだ受けていませんが、会社・家庭で信仰を生かした生き方、信仰を前 面に押し出していく生き方をすることが神から与えられた使命のように思い、これからの人生、信仰を深 め常に主と共に歩んでいきたいと思います。