大阪城東福音教会

聖書の学び


「弱い人間を強くして下さる神」
コリント人への第二の手紙12章7-10節


 使徒パウロは主イエス様に出会った日から殉教を遂げる日まで、数々の患難を耐え忍びつつ各地で福音を宣べ伝えた人物です。彼ほど強い人物はいないと思わせるパウロですが、自分には肉体の弱さ(病)も意志の弱さ(善を行いきれない弱さ)[ロマ7:18,19]も存在した事を認めています。そんなパウロに神は「わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」と教えられました。病のゆえに多くの人々の助けを必要としたパウロは、そこから兄弟愛を知り、謙遜を学びました。また意志の弱いみじめな自分を救い出して下さる主イエス・キリストの恵みをも体験した[ロマ7:24,25]のです。彼は、これらの学びや体験を通して、「弱った者に力を与え(られる)」[イザ40:28,29]神様の恵みで強い者へと変えられたのです。だから私達もパウロのように「自分の弱さを誇(る)」[2コリ12:9,10]者となりましょう。弱い私達を強くして下さるお方がいつも共におられるからです。「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」[ピリ4:13] アーメン!感謝!