大阪城東福音教会

聖書の学び


「この言葉はあなたがたのいのち」
申命記32章44~47節


 申命記は、出エジプトしたイスラエルの民が約束の地(カナン)に入る直前に、指導者モーセがもう一度民に主なる神からいただいた言葉(律法)を教えた記録です。特に32章は神の言葉を歌にして教えたもので、①主は創造者[32:6]②主は完全に正しいお方[32:4]③主は全能者[32:39]④しかし後に民は主の恵みをあだで返し高慢と偶像礼拝の罪で裁きを受ける[32:10-]との内容です。神の御言は決してむなしいものではありませんから、従う者には祝福(カナンでの幸いな生活)が約束されているのに、人間の内にある罪がそれを拒むのです。同様に私達にも御言を完全遵守する力はないため、自力では天国で永遠に生きる祝福を受ける事は不可能です。だから神が人となったイエス様が来られ、私達に代わって律法を完全遵守され[マタ5:17]たのです。そして、このお方を信じる(自身を彼に差し上げる)者は、彼と一つとされ、主の目に義と認められるのです。ご自身が御言であり命[ヨハ1:1-4、11:25]であるイエス様に感謝し、日々御言に親しむ者でありましょう。