聖書の学び
「互に」
ガラテヤ人への手紙5章13~15節
聖書は「互に~しなさい」「互に~してはならない」と何度も教えています。「互」とは神の家族、すなわちクリスチャン同士の関係を指しています。キリストの十字架によって神との和解を得たクリスチャンは神の家族[エペ2:19]とされ、キリストを長子[ロマ8:29]とした神の子[ヨハ1:12]の身分が与えられており、やがて永遠の御国を相続[マタ25:34]します。その神の家族のあるべき姿としての教えは、互に「仕え」「愛し」「ゆるし」「慰め」「励まし」「和らぎ」「謙遜を身につけ」「もてなし」「思いを一つにし」「重荷を負い」合う事です。また逆に互に「かみ、食い」「悪口を言い」「不平を言い」「悪をもって悪に報い」「うそを言い」「訴え」「愛し合う以外の借りがあり」「分争があり」合う事は避けるようにと教えています。これらの教えに照らして自身をチェックした時、今あなたがなすべきように、あるいは止めるようにと示された項目があるなら、十字架の贖いによって最大の模範を示されたイエス様を思いつつ、その御足の跡を踏み従いつつ実行する者となりましょう。