大阪城東福音教会

聖書の学び


「主がなされたくすしきみわざ」
詩篇105篇1~23節


 主はアブラハムを選び、契約(子孫が増え、カナンの地を与える[創15:18,17:2-4])を結ばれました。そして息子イサク、孫ヤコブにもこれがとこしえの契約であると語り、主ご自身が不思議な御業で彼らを守り導いて下さった[創20:3]のです。また曾孫ヨセフの生涯にも主の奇しき御業を見る事ができます。①主はヨセフに夢(兄達が彼を拝する)を見させ②ヨセフを憎んだ兄達は彼を奴隷に売り③エジプトで奴隷となったヨセフは冤罪で牢に入り④エジプト王の夢を解いたヨセフは宰相に登用され⑤飢饉で食料を求めエジプトに来た兄達は弟と知らずに宰相を拝し⑥ヨセフは身を明かして父の一族をエジプトに招き、飢饉を逃れさせたのです。この偉大な主は私達をも選び契約して下さっています。聖書はアブラハムの信仰を受継ぐ者は約束の相続人[ロマ4:16、ガラ3:29]と教え、「御子を信じる者は永遠の命(天国)をもつ」[ヨハ3:36]と約束して下さいました。契約条件は、主は御子の命を与える事、私達はただ信じるだけです。この福音こそが主の奇しき恵みの御業なのです。