大阪城東福音教会

聖書の学び


「十字架上での7つの御言」
ルカ23:32-46 &ヨハネ19:25-30 & マタイ27:45,46


 キリストの十字架預言は旧約聖書に度々記されており、それが主なる神のご計画であり、またキリストの使命だった事がわかります。手足にくぎを打ち込まれ、十字架上で約6時間苦しまれた主イエス様は、その間に次の7つの御言を語られました。①父よ彼らをおゆるし下さい(とりなし) [イザ53:12]②あなたはきょう私と一緒にパラダイスにいる(救い)③これはあなたの子です(愛) [出20:12]④どうして私をお見捨てになったのですか(霊の苦)[詩22:1]⑤私は渇く(肉の苦) [詩69:21]⑥すべてが終った(勝利)⑦私の霊を御手にゆだねます(委ね) これらの御言は預言の成就であり、また聖書の教えの実践でした。死の間際に悔改めてイエス様を信じた犯罪人が救われたように、十字架の贖いは全ての人を救う神の恵みです。私たちも感謝しつつ、イエス様のようにとりなし、悔改める者をゆるし[ルカ17:3]、神に従い、人を愛し、造り主なるイエス様[コロ1:16]に霊を委ねる者[使7:59]となりましょう。十字架の言は信仰者には神の力[1コリ1:18]なのですから。