聖書の学び
「感謝、賛美、祈り」
テサロニケ人への第一の手紙5章16~18節
人生において、時には「なぜ」と思う出来事も起こりますが、聖書には「全ての事に時があり、その時を定めるのは神で、神のなさる事は皆その時にかなって美しい」[伝3:1~13]と記されています。そして神は私たちに「いつも喜び、絶えず祈り、全ての事に感謝」するようにと求めておられます。喜びは賛美に連動し[ヤコ5:13]、口から神を褒め称える歌が生まれます。またへりくだって心込めた祈りは神に聞き入れられ[ルカ18:10~14]、そこに人知を超えた神の御業が現されます。そして、キリストの福音の恵みを思う時に、全ての事に感謝する力が与えられるのです。キリストは私たちに代わって十字架につけられて救いの道を開き、死んで三日目によみがえられて信じる者に永遠の命を約束されました。ただ信じるだけで全ての罪が赦され、やがて彼と同じ復活の姿を受けて、とこしえに生きる事ができるのです。どんな試練の中にあっても、この恵みを思う時、感謝せずにはいられません。ただ、この道を忠実に歩みましょう。