聖書の学び
「創造者こそ永遠にほむべきもの」
ローマ人への手紙1章18~27節
万物の創造者である神は、被造物(動植物、天体、等)、また自然の営みを通して、常にご自身を現しておられます。また人の心に永遠を思う思いを授け[伝3:11]、良心を与える事で神の教えを示して[ロマ2:14,15]おられます。従って、誰も神の前で「私はあなたを知りませんでした」と弁解する余地はないのです。この点についてパウロは伝道旅行において、天地の創造主は「天から雨を降らせ、実りの季節を与え(て)」[使14:15-18]ご自分をあかししておられる事、また万物を創造した神は、偶像のように人の助けを必要とせず[エレ10:5]、「全民族を造り、時代や国土も治め」、人々が熱心に追い求めれば必ずお会いできる方[使17:24-27,エレ29:13,14]であると詳しく語っています。それにもかかわらず、神を認めず、創造者に背を向けて歩む(神ならぬものを拝し、神よりも世の富を重視する)者には当然の報い(魂の死[ロマ1:32])が定められています。創造者を認め、信じて従い、命を得て、永遠にこのお方を拝し賛美を捧げ続ける恵みに与りましょう。