聖書の学び
「すべての人を救う神の恵み」
テトスへの手紙2章11~14節
聖書が教える救いとは、罪からの救いであり永遠の救いです。罪とは、神様の御心(神と人を愛する)に反して、神に背を向け、人を憎み・妬み・恨むような生き方を指します。また恵みとは、救われる資格のない者(罪人)に対しても神が一方的に備えて下さった愛顧と祝福(救いの道)であり、救主イエス・キリストの誕生がまさに恵みだと言えます。いと高き神が卑しい人間の姿を取って地に下り、何ら罪のない生涯[1ヨハ3:5]を送られ、罪ある者の身代わりとして十字架で命を捨てるために来て下さったからです。誰でも(子供、異邦人、病人、犯罪人であっても)、神の御前で自分の罪を認めて悔改め、キリストを信じて心にお迎えするならば、この救いの恵みに与る事ができるのです。そして信じた者はキリスト再臨の日に、キリストが(肉の体が)死んで三日目に(霊の体に)復活されたと同じ姿(死ぬ事のない体[ロマ6:9、ピリ3:21])とされると聖書に約束されています。すべての人に対するこの永遠の救いの恵みを、共に感謝をもって受け取る者となりましょう。