大阪城東福音教会

聖書の学び


「神を敬い、みこころを行う人」
ヨハネによる福音書9章31節~33節


 ある安息日にイエス様一行は一人の盲人に出会いました。弟子達が何故この人は盲人に生まれたのかを尋ねた時、イエス様は「ただ神のみわざが、彼の上に現れるため」と答え、彼の目を開かれました。しかし、盲人を癒されたイエス様に対するパリサイ人達[霊的盲人]の評価は「彼は安息日に癒し(仕事)をしたから、神からきた人ではなく、罪人だ」と否定的でした。一方、癒された本人は「彼は神からきた人(キリスト)、神を敬い、御心を行う人だ」と大胆に証言したのです。その結果、元盲人は会堂から追い出されましたが、イエス様は彼を訪れ、彼はイエス様を信じて救われた(永遠の命を得た)のです。「私の思いではなく、御心のままに…」[マコ14:36]と祈り、天の父の御心を第一とされたイエス様は人生の模範です。私達も真の神のみを敬い、御心を行って、祈りと願い[1ヨハ5:14]を捧げましょう。願い通りの結果を与えられなくても[2コリ12:7-10]、それは神の目に最善の道であり、何より神の不変の御心は全ての人の救い(盲人が得た最大の恵み)なのですから。