聖書の学び
「主の言葉は、とこしえに残る」
ペテロの第一の手紙1章23~25節
使徒ペテロはイザヤの預言[イザ40:6-8]の言葉を、「これが、あなたがたに宣べ伝えられた御言葉(良い知らせ)」と教えています。それは2つの比較で①人(肉なるもの)は草花のようで、世で栄えても、やがて枯れ、散る存在だが②主の言葉はとこしえに残るとのものです。主イエス様が「天地は滅びる…しかし、私の言葉は決して滅びることがない」[ルカ21:33]と語られたように、やがて消え失せる被造物[2ペテ3:10]に価値を置く人生は虚しく終りますが、永遠に価値ある主の言葉に信頼する者は失望する事がありません。それは、主の不変の御言葉には人を新しく生まれ(新生)させる力があるからです。まず、罪人から罪なき者への新生です。神の目には全ての人間が罪ある者[伝7:20]ですが、御言葉を信じて受け入れる者の罪は、神の恵みで消し去られ[詩32:1]ます。次に霊の体への新生です。キリスト再臨の時、信じる者は肉の体から復活のキリストと同じ姿(朽ちない体)に変えられ、主と共に永遠に天国で生きるのです。主の不変の約束にただ感謝!