聖書の学び
「神があなたがたのうちにいます」
コリント人への第一の手紙14章20~33節
使徒パウロはコリント教会への手紙に、礼拝では①さんび②教え③啓示④異言⑤異言を解く⑥預言⑦吟味[1コリ14:26-33]を教会の徳を高める(造り上げ、成長させる)ために神の秩序の基に行うべきと記しました。この中で⑤と⑥は、聞く人の良心を責め、秘密をあばき、悔改めへと導く聖霊の働きで、その結果「まことに、神があなたがたのうちにいます」との告白に導きます。これらの聖霊の働きは既にやんだと(1コリ13:8から)解釈する人達もいますが、やむのは全きものが来る時(キリストが再臨される時[1コリ13:10])とも明記されていますから、聖霊の働きは今もあると信じます。(ただし、最も大切なのは主イエスを信じる者は救いを得る[ロマ10:9]点で一致している事) 私たちも更に教会の徳が高められるように、自分自身を賛美の中で捧げ[ロマ12:1]、聖霊の賜物を祈り求め[ルカ11:13]、その賜物が存分に用いられる礼拝を捧げる中で、人の能力によらず、神の御霊の豊かな働きによって多くの人々が救いに至る姿を見させていただきましょう。