大阪城東福音教会

聖書の学び


「ステパノのように満ちた人に」
使徒行伝6章1~7節


 五旬節の日に約束の聖霊が降った時[使2章]から初代エルサレム教会は爆発的な成長を遂げました。120人程だった弟子達に、聖霊降臨日に3000人程が加わり[使2:41]、また癒しの奇蹟を通して5000人程が救われ[使4:4]、更にますます信者が増えた[使5:12-14]のです。そんな中で教会に「やもめへの配給が平等ではない」という問題が生じ、12使徒はその解決の任務に7人を選びました。その一人がステパノで、彼は「御霊と知恵」[ガラ5:16-21,1コリ2:6-9]に満ち、「信仰(イエスは救主との強い信仰)と聖霊」に満ち、「恵み(神の祝福)と力(奇蹟の力)」に満ちた人でした。世的な基準で考えるとステパノに「やもめの配給管理」はミスマッチの任務に思えますが、神の目に喜ばれる者はわずかなものにも忠実[マタ25:23]である人です。その後、ステパノは教会で最初の殉教者となりましたが、彼の霊は天の主イエス様の許に行き[使7:59]ました。私たちもステパノのように満ちた人を目指して祈り、忠実な奉仕者となり、天の故郷に凱旋する真の勝利者となりましょう。