聖書の学び
「善と悪をなした3人の王」
歴代志下24~26章
南ユダ王国の8~10代目の王(ヨアシ、アマジヤ、ウジヤ)は主なる神の目に善と見られる事を行っていましたが、驚くべき事にそれとは真逆に主の目に悪をなすようになりました。その要因は①ヨアシ、ウジヤに主の道を教えていた指導者が世を去った事[歴下24:2、26:5]②ヨアシは人の誉め言葉[歴下24:17]、アマジヤは世の物質[歴下25:14]、ウジヤは高慢[歴下26:16]に心を奪われた事だとわかります。そして彼らは主の教えに反して、偶像礼拝を容認し(ヨアシ)、偶像を自分の神とし(アマジヤ)、分を超えて祭司の務めをしようとし(ウジヤ)てしまったのです。主は立ち帰らせようと忠告されましたが、彼らは悔改めず、ついに悲惨な滅びを迎えたのです。ここから私達が学ぶべき事は①私達には魂の大牧者(イエス・キリスト)[1ペテ2:25]がいつも共におられる[マタ28:20]②主の御言よりも世の価値を優先させてはいけない③主は悔改めの機会を与えて下さる[2ペテ3:9]事です。もし思い当たる点があれば、すぐに悪を離れて大牧者に聞き従い、命を得る者となりましょう。