聖書の学び
「五旬節の日の出来事」
使徒行伝2章
五旬節(ペンテコステ)はイースターから50日目ですが、旧約聖書では七週の祭[レビ23:4-16]と呼ばれ、大麦の初穂を捧げる日から50日後で小麦の初穂を捧げる日です。そして復活のイエス様の御言に従って聖霊を待ち望んだ弟子達にその約束が成就したのがこの日でした。天から激しい風の音がし、ひたすら祈りをしていた弟子達の上に舌が炎のように分かれてとどまり、一同は聖霊に満たされて他国の言葉(異言:御霊の注ぎで、汚れた舌が清められ「神の偉大な働き」を語る)で語り出したのです。他国出身のユダヤ人達が故郷の言葉を語る弟子達に驚いた時、ペテロが①この出来事は預言の成就[ヨエ2:28-32]②イエス様の十字架と復活は神のご計画の実現③この方こそが主でありキリストであると教え、心を刺された約三千人が悔改めて洗礼を受けました。五旬節の恵みは今も続いています。「聖霊を受けよ」[ヨハ20:22]は主の命令で、切に求めれば与えられます[ルカ11:13]。私達も聖霊の力を受けて主の証人[使1:8]となり、後のリバイバルに備えましょう。