聖書の学び
「主は正直な人と共におられます」
歴代志下19章4~11節
南ユダ王国のヨシャパテ王は総じて主の目に善良な人[歴下17:4]でした。彼は国内から偶像を除き、民に神の言(律法)を教え、主に信頼する事で敵の大群にも勝利したのです。そんな彼は、信仰をもって裁判人に①人のためではなく、主のために裁判せよ②主は不義がなく、偏見なく、不正もない、聖なるお方である③主は正直な者と共におられるから、真実と真心をもって行えと命じました。彼の命令は、世の中の悪しき基準(正直者が損をし、奇麗事は通用しない)と相容れるものではありません。主の聖なる基準における最大の損失は「永遠の命」を失う事[マタ16:26]だからです。この最大の目標を手にするためにイエス様は「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」[マタ7:12]と教えられたのです。私たちもヨシャパテの信仰に倣い①何事をするにも主のために(御心通り、主に喜ばれるように)行い②悪を離れて不正の利を求めず③表面的ではなく真実と真心から行う者となり、約束の命を得る者となりましょう。