聖書の学び
「マグダラのマリヤに現れた復活の主イエス様」
マルコによる福音書16章9~11節
マグダラのマリヤは七つの悪霊を追い出していただいた時からイエス様に献身的に仕えた女性[ルカ8:2,3]です。彼女はイエス様が十字架に架られた時もそのお姿を見守り、お体が墓に納められた場所も見届け[マコ15:40,47]、そして安息日が終って日の出の頃、香料を塗るため墓に向ったのです。墓の入口の大きな石を誰が動かしてくれるかもわからぬ状況でしたが、彼女は一刻も早く主の許に行き、主のために自分のできる事がしたかったのです。石は天使によって動かされており、墓の中には主のお体はありませんでした。主イエス様はよみがえられたのです。そして、復活の主は、まずマグダラのマリヤに現れて「マリヤよ」[ヨハ20:16]と名を呼んで下さいました。彼女は何か大きな働きをした人ではありません。しかし、主が喜ばれるのは、マリヤのように「忠実」な信仰[箴28:20、マタ25:21]なのです。私達も彼女に倣い、御言に「忠実」に歩み、主から受けた大きな愛に応えるべく自分にできる事をなし、また主の恵みを証しする者となりましょう。