大阪城東福音教会

聖書の学び


「クリスマスの出来事」
マタイ伝2章1~11節&ルカ伝2章1~20節


 聖書に基づくキリスト誕生の出来事は①天使が処女マリヤに受胎を告知②天使がヨセフに婚約者マリヤの妊娠は聖霊によると告げた③夫妻はローマ皇帝の勅令でナザレからベツレヘムに移動し、マリヤは家畜小屋で出産④天使からキリスト誕生を知らされた羊飼達は飼葉桶に幼子を発見⑤幼子は8日目にイエスと命名[マタ1:21&ルカ1:31]、40日後にエルサレムで主に献児、シメオンとアンナが預言で救主と宣言[ルカ2:22-38]⑥東方の博士達が星の導きで救主に出会い、黄金・乳香・没薬等を捧げた、の順となります。これらの事から、神は全てを(皇帝をも)支配し(ベツレヘムでの誕生は預言[ミカ5:2])、人を分け隔せず(社会的弱者の羊飼が最初の礼拝者)、キリストは全人類の救主(異邦人の博士達にも救いの光)だと言えます。また天の軍勢の歌声が羊飼達、しるしの星が博士達にしか見聞きできなかったのは、神が彼らの霊の目と耳を開かれたため [列下6:17] と思われます。世の価値観や過去の歩みによらず、全ての人を救う方のご降誕に感謝し、真心からの礼拝を捧げて参りましょう。