聖書の学び
「真理とは何か」
ヨハネによる福音書14章6節&18章37~38節
救主イエス様はユダの裏切りにより捕えられ、ピラト(ローマから遣わされたユダヤの総督)の前に起訴されました。ピラトは罪状を調べようとイエス様を尋問し、その中で「真理とは何か」と問うています。真理は変る事のない正しい道と言えますが、聖書の答えは「わたし(イエス様)は道であり、真理であり、命」[ヨハ14:6]です。イエス・キリストは「初めであり、終りである」[黙22:13]「変ることがない」[ヘブ13:8]お方だからです。そして主イエスが語られ、自ら成就なさった福音(十字架の贖い、復活による永遠の命)こそが唯一まことの救いの道[使12:12]なのです。また真理の柱[1テモ3:15]と表現されているのが教会です。教会は真理(イエス様)を礼拝する場所であり、真理の教え(福音宣教、相互愛) を実践する場だからです。イエス様はピラトに対し「真理につく者は、私の声に耳を傾ける」と語られました。真理なるお方の御声に聞き従い続け、大いなる希望(朽ちぬ体に変えられて、主イエスが治める天の御国に入り、主と共に永遠に生きる約束)を手にする者となりましょう。