大阪城東福音教会

聖書の学び


「神を欺いた夫妻の顛末」
使徒行伝5章1~11節


 神が人となられた救主イエス様は、聖書の預言通りに私達の罪の身代りに十字架で死んで葬られ、3日目に復活して40日間弟子達に現れた後、雲に包まれ天に昇られました。その10日後、弟子達に約束の聖霊が下り、一同は力を受けて大胆に福音を伝え、その結果多くの人々が信じて仲間に加り、互に支え合う愛の教会が誕生したのです。しかしアナニヤとサッピラの夫妻は、善意と見せかけて神を欺く献金をしました。彼らは共謀し、自分達の土地を売った代金の一部を全部だと偽って捧げたのです。2人は、サタンに心を奪われ、世の富や名誉に目がくらんだのです。使徒ペテロが(聖霊の示しにより)彼らの偽りを見抜いて叱責した時、2人は息絶えて倒れ、一同は恐れを感じました。全知全能の神は、私達の心の内側(良い心、悪い心、悩み、弱さ)も、全てをご存知[マタ9:4]なのです。神を恐れるとは悪を憎む事[箴8:13]でもありますから、私達は悪を離れて真実な信仰生活を送り、魂の救い(永遠の命)[詩97:10]の恵みに与る者となりましょう。