大阪城東福音教会

聖書の学び


「求めるならば、主に出会う」
歴代志下15章1,2節、20章13-15節


 南ユダ王国のアサ王とその子ヨシャパテは、国内の偶像を除くなど、主なる神の目に正しい事を行いました。また他国の大軍が攻めて来た時も、彼らは主に助けを求めて信仰告白の祈りを捧げたので、全能の主は「恐れるな、これは主の戦いである」と宣言されて自ら敵と戦い、大勝利[歴下14章、20章]を与えられました。しかし聖書には2人の王が、大きな失敗を犯した事も記されています。アサは後に別の敵が攻めて来た時に主を呼び求めずに自分の知恵と力に頼り、ヨシャパテは偶像礼拝に満ちた国と縁を結んでしまったのです。主は預言者を遣わして2人に悔改めを迫りました[歴下16:7-10、19:1,2]が、彼らは聞き従いませんでした。以上の出来事からの学びは①「どんな大きな問題が襲ってきても、主を求めれば、主が勝利を与えて下さる」②「失敗した時には、御言に照らしての悔改めが必要」です。救主イエス様は、最大の敵(永遠の滅び)に既に勝利されました。このお方の名を呼び求め、最大の勝利(永遠の命)を掴む者となりましょう。