大阪城東福音教会

聖書の学び


「十字架の言(物語)は救いを得させる神の力」
コリント人への第一の手紙1:18,19


 18節の「言」の部分は、詳訳聖書では「物語」、英語聖書(NKJV)では「メッセージ」と訳されており、「十字架の言」=「十字架の物語で、そこから神が語られるメッセージ」と理解できます。それは「神が人となられたイエス・キリストが全ての人を救うために十字架に架かって命を捨てた。この方を信じる者はみな救われる。」とのメッセージですが、人間の知恵では「二千年も前の人が自分と関係があるの?努力なしで、信じるだけで救われるなんて」と愚かな教えのようにも思われます。しかし、十字架こそが神の知恵に満ちた物語なのです。なぜなら、何一つ罪のない唯一の方(神と人とを愛し通したキリスト)だけが、時を越えて全人類の身代りになる事ができる[2コリ5:21]からです。そして誰でも(たとえ死の間際でも)受ける事が可能な信仰による救いは、全ての人の救いを願う神の御旨[1テモ2:4]に見事に合致するのです。十字架は何という愛と知恵に満ちた御業でしょう!さあ、あなたも心を開いて十字架の言を信じ、永遠の命を受け取りましょう。