聖書の学び
「主イエスはまことの羊飼い」
ヨハネによる福音書10章7-18節
イエス様はヨハネ伝でご自身を、命のパン[6:35],世の光[8:12],よみがえり・命[11:25],道・真理・命[14:6],ぶどうの木[15:5],王[18:37]などと表現され、10章でも私は「羊の門」「良い羊飼い」と教えられましたが、いずれも「主イエスは魂の救主(永遠の命の源)」である事を指していると言えます。「良い羊飼い」とは、狼(悪魔)が来ても自分の命を捨てて羊を守る者[10:11]です。これはアダムとエバを誘惑して罪と死に陥れた悪魔の策略に対し、イエス様が自ら十字架で命を捨てて全人類の罪の身代りとなられた[10:18]事を意味します。そしてご自身が葬られて三日目に復活された栄光の姿に、羊を変えて下さる日が来るのです。また「羊の門」とは、羊飼いの声に従って通る門の事で、羊は牧草(命)へと導かれ、(御国で)安らぎを得る事ができるのです。この門は唯一の真理の道ゆえに狭い門ですが、決して道を外れ(世と妥協し)て大きい門を選ばず[マタ7:13,14]、まことの羊飼い主イエス様の御声に従い続けて永遠の命[10:28]へと導いて戴きましょう。