大阪城東福音教会

メッセージ

「預言通りのメシヤ」

牧師 大倉 昭元


 聖書には預言に関することが多くしるされています。聖書全体の三分の一が預言に関係しています。預言がこのように多いことは後の時代の人達が、そのことが成就したかどうかをはっきりと知るためでもありました。

 旧約聖書にはメシヤ(救い主)に関する預言が創世記のところからでています。BC 2100年頃アブラハムに対して、ユダヤ民族の中からメシヤが出、全人類を祝福すると預言がありました。BC2000年頃ダビデ王に対して、あなたの子孫の一人がメシヤになる。しかし、親しい者に裏切られ、十字架につけられて死ぬと預言がありました。BC750年頃預言者イザヤは彼は人々から侮られ、嘲笑され、暴虐な裁きによって、悪人と共に処刑される。しかし彼の死は全人類の罪のゆるしのためである。そして、最後に金持ちの人の墓に葬られると預言しました。イザヤと同時代の預言者ミカははっきりとメシヤの誕生地はユダヤのベツレヘムだと預言しました。このようにしてメシヤの誕生とその働きに関する預言は旧約の中で約三百五十あります。

 今から二千年前、ローマ皇帝は人口調査をせよとの勅命を出しました。ナザレに住んでいたヨセフとマリヤは本籍地ダビデの町として親しまれているベツレヘムにもどり、そこで赤子を産みました。彼は成長し、三十才の時から福音を語り、病める人々をいやしていかれました。三年半の伝道の後、無罪であるにもかかわらず捕らえられ、ムチ打たれ、嘲笑されました。正しい裁きもなされないまま、罪人の一人に数えられ、十字架でなくなられました。ひとりの金持ちが彼の死体の葬りを申し出、彼の所有する墓に葬られました。

 彼とは誰でしょうか。歴史上これまでにたくさんの偉人、聖人、学者等が誕生し、活躍しました。しかし、預言通りにこの地上に誕生され、活躍されたのはひとりだけです、もうおわかりでしょう。彼の名はイエス・キリストです。預言の数々を学び、そのことがすべてイエス様の上に成就したことを知るとき、彼をどうして聖人の一人に数えることができるでしょうか。彼は救い主なのです。

 このことを理解する時クリスマスの祝いの仕方がこれまでとはちがってきます。ただ楽しくケーキをたべ、プレゼントを交換したりするだけでは本当のお祝いにはなりません。救い主であるイエス様を心に受け入れようではありませんか!その時からあなたの心に神の喜びと平安を持つことができるようになるのです。今年からイエス様を中心としたクリスマス会をしようではありませんか。




*大阪城東福音教会記念誌『福音のしもべ』より城東福音ニュース1983年12月号を掲載いたしました。