大阪城東福音教会

私の信仰

「事実と真実」


 私が会社を退職し独立し てからもうすぐ2年が過ぎようとしています。年収も契約社員のときより多くなり、明るく頑張ることができるようになりました。契約のお客様も 4社になりました。すべて、退職した会社から引き継いだお客様です。
 定年で年俸制の契約社員となり3年目の契約更新のとき、あまりにも技術的に難しいことが多く、作業量も一般の社員より多いので、少し給与を カットしてもいいので作業量を下げてほしいと交渉したところ生活できないレベルまで給与をさげてきました。それも説明なしの上、メールで一方 的に連絡してきました。この給与では生活できない旨を伝え、自分からは何もせず、お祈りして神様に全て委ねることにしました。
 この後、退職の方向へと話が進み、現在の顧客の営業権をいただき、また、お客様は事務所に机まで無償で用意して下さり、スムーズに退職する ことができ現在に至っています。契約社員の3年間難しい仕事でさらに作業量も多く、成果を上げても何も評価されず辛い思いばかりしていました が、今は、明るく希望をもって忙しい日々を送っています。退職のことで絶望していたら、あるいは、生活のできない給与で我慢していたら今の希 望はありません。
 先日、九里先生のメッセージで何事にも「事実と真実」があると語っておられました。事実は、起こっていることそのもので、真実は、神様が証 される本当のことだと受け止めました。3年間の辛い思い、また退職したといっても待遇に文句を言ったので、どちらかというと辞めさせられたの と同じで、これが事実です。真実は、神様のお恵みで心が救われ希望が持てるようになったということだと思っています。これからどうなるかはわ かりません。それでも、イエス様を信じて歩んでいくことができます。
 すべて物事には、事実と真実があることを信じます。ただ、まだ見ることのできない真実もあります。信仰していて、なぜこんなことが起こった のだろうと思い落ち込むことがあります。また、過去に負った心の傷を未だに拭えないこともあります。起こったことは事実です。そのことには必 ず過去を希望に変えてくださる主から証される真実があると信じ今日一日を大切に歩みたいと思います。
 皆様も神様のご計画にしたがって真実を見出す旅に出発しましょう。終着点は主がご存知です。必ず途中の駅で恵みの駅弁をご馳走してください ます。でも駅弁が目的ではありません。過去のことを希望に変える真実を見出す旅だからです。