私の信仰

被災地を訪ねて

　東日本大震災から三年目。春休み娘と二人、宮城岩手に出かけました。　

　以前訪ねた石巻の市街地は随分と復興し、被害の大きかった仙台～南三陸の沿岸部の道路も整備され、ガレキの山ももうありません。けれども道路沿いに広がる光景には絶句でした。ここに人々の暮らしがあったのだと思うと辛かったです。

　旅行中お世話になった方の言葉です。大友幸一牧師は「最近一番辛かった事は、支援している仮設住宅で自殺者がでたこと。そちらではニュースにならなかったでしょう？」また北上市の教会では「支援団体がどんどん去っていきます。私達は目の前の一人一人の必要をきいて支援していきます。」

　多くのクリスチャンが深い悲しみ苦しみの中にある方々にどんなに深い愛をもって寄り添っておられるか。イエス様の愛から出るその働きが長く続くよう、私達の教会も私も支援させていただきたいと思います。