私の信仰

災害ボランティアに参加して

　3月11日、東日本大震災が起きた。津波、原発事故を伴い、信じられない映像に「なぜ？どうして？」多くの人がボランティアで東北の地へ。そんな中、教会ではリズ姉が石巻市へ遣わされ現地の様子を報告して下さいました。その時から私も東北へと強く思うようになり、その日を待ちました。そして8月5日～7日と短期でしたが行くことが決まりました。夜出発で翌朝石巻市へ到着。長靴とゴム手袋を着用し活動場所へ。そこには炎天下汗だくでスコップを手に溝の土砂、瓦礫を撤去している人たち。衝撃的でした。大変な作業なのに笑顔なのです。通りかかる地元の方が声をかけてくださり、冷たい物を差し入れてくださり、、、このボランティアチームと地域の方との交流、信頼関係の深さを感じました。

　翌日、ご近所の三名の方と共に礼拝が持たれました。その中で私は被災され困難の中に置かれている人々の隣り人としてイエス様の働き手としてボランティアに参加できたことに感謝しました。生活の場すべてが流された住宅地、活気があったであろう港、水産加工場跡、瓦礫、自動車の山、、、。愛する大切な人を亡くした方、まだ行方不明の方、離れ離れになってしまった同郷の人たち。深い悲しみの中にありながら笑顔で迎えて下さった石巻の人たち、私は少しでもその心の寄り添える者でありたいと思っています。