大阪城東福音教会

私の信仰

主の証し(2)


 主は、私の敵の前で私の前に宴を設け、
 私の頭に油を注がれる。
 私の杯はあふれます。

 すると、不思議なことに、体中がぽかぽかと暖かくなって、なんともいえずいい気持ちになってきました。 あれ、どうしたのかな、と思いながら、翌日眼が覚めると頭の中の霧がすきっと晴れてすっきりとしている のです。

 それから私の病いは劇的に回復しはじめました。次に病院に行くと、医者が、おおっ、半分ぐらい治っ たね、とびっくりして、ああよかった、もう大丈夫だよ必ず治る、と言っていただきました。それが、七月の 中ごろでした。それから、夏期聖会の素晴らしい恵みにどっぷりつかり、仕事の方も少しずつできるよう になり、今年、六年生をつつがなく受験に送り出すこともできました。

 感謝です。治ってくると、同じ自分に回復したのではなく、前の自分とはちがった自分になったように感 じるときがあります。 それは、まず、心の病いを背負っている方の苦しみが少しだけわかってきたという こと。こうしたらいい、なんてアドバイスはできません、が、じっと、相手のお話を聞くことはできます。あ あ、あのときの私と一緒だな、と同感し、あの時私はこうだったですよ、と言うことができるのです。

 もうひとつ変わったのは、仕事の中で、相手をそのあるがままで受け入れることができるようになったこ とです。できる子もいればできない子もいる、その当たり前のことを当たり前と素直に受け止めることが できるようになりました。小さな私の塾ですが、みんな自然に自分を出して勉強しています。せんせい、じ ゅくってたのしいね、ほっとするね、とみんながいってくれるようになりました。

 私の生きているかぎりは、
 主よ、あなたの恵みといつくしみが
 私を追いかけてきます。
 私は永遠に主の宮に住めます。

 私のつたない証しを読んで下さった全ての方に、主の豊かな恵みがありますように。一つだけ言えるこ と、それは、主イエス・キリストが私たちのすべての罪と病いのために十字架にかかり、よみがえり、今も 私たちと共にいて下さるということ。そしてそのお方は今も生きて、いつも私たちを愛しあわれんで下さる ということ。そのことだけは事実です。