大阪城東福音教会

私の信仰

より良い場所へ、もっと多くの働きを・・・


 事の始まりは、より良い場所へと思いが起こり、祈りのチームができたことでした。貸会場、主に日曜 日のみ数時間、場所も和裁教室・喫茶・和室宴会場・バーベキューの店・カラオケバーなど2階から1階、 1階から5階へと移動を余儀なくされました。このような状態に気詰まりを感じた中から、貸部屋を借り て、時間に制限されることなく、他の曜日も使い、もっと多くの働きと学びと交わりをしたいという願いが生 まれました。

 貸部屋探しが行われていくうち、会堂へと目標が変わり、会堂建設委員会が発足して、土地探しになり ました。何箇所か候補地もありましたが、京橋に近い場所という願いの一つである蒲生の土地に決まり ました。建設資金は、銀行の融資をあたりましたがとても難しく、会堂献金・会堂予約献金、さらに教会債 を募り特別債で支えられました。教会にどのようなものがほしいか全員で話し合い、見取り図も決まり、 会堂の屋根・外壁の色など具体的に次々進んでいきました。そして、ボランティアワーカーを迎え、会堂 が建ち上がっていく中、近隣の人たちは興味津々で、教会堂とわかると、どのような教会なのかと警戒さ れたそうです。それも、クリスチャン新聞・トラクトの配布、ホームページなどの成果もあってか今では、近 隣の子どもたちが集まったり、ミッションスクールの学生は授業の一環として聖日礼拝に出席するなど教 会の存在感が出てきました。ますます「地の塩・世の光」としてその存在を大きなものとされることを願っ ています。

 この10年間、特別債の毎月の返済を滞ることなくお支払いできていること、途中返済方法の変更の申 し入れがあり、和解策の一部のまとまった返済も新しい教会債で行えたこと。また、今年返済で大口の 教会債のお支払いも整えられていること。このことに、重荷を持ってくださった兄姉に、全てにはたらかれ るイエス様に心より感謝します。そして、後残り3年半の毎月の特別債返済をこれまでと同様に行い、窮 地の助けであった教会債も出来ることなら、早めにお支払いしたいと願っています。