私の信仰
叶えられた2つの祈り
去年の夏、娘が帰省した折、主人と私に「2つのことを祈って欲しい」と言い残して高崎(群馬県)に帰っ ていきました。
①結婚して2年になるのに子供が授からない。
②入院している大好きな祖母がイエス様を信じることが出来るように。
と、この②に関しては正直難しいと思いました。高齢(89歳)、頑固、認知症。今まで何度かアプローチ しましたが、頑として受け付けませんでした。症状が進み寝たきりになった今、まして言葉も発することが
出来なくなっていたからです。
それでも約束だからいのりました。母とは5歳のとき養女として家を出ていたので一緒に暮らした記憶も なく、特に強い絆も感じていませんでした。世話をしていた妹家族とも疎遠でした。4年前の4月、入院した
ときは年内はもつまいと言われていたのに3年9ヶ月命を長らえ、ついに90歳でイエス様を信じたのです。 その間月1回妹と共に見舞い続け、娘も帰省のたびに寄り添っていました。大倉先生ご夫妻もまともに会
話が出来ないのに訪れて下さいました。その結果まさかの事が起きたのです。牧師の語られる福音につ いに自分なりの方法で応答したのです。
ハレルヤ!そして今年の1月、安らかな顔で旅立ちました。感謝なことに遺骨もクリスチャンの先輩たち が眠る場所に許されて納めることが出来ました。更に恵みが加えられたのは見舞い続けることによって
実の妹との絆が結ばれたことです。
①の祈りに関しては、不思議なことに母の死と前後して子供が授かり、それも男の子と女の子の双子 で9月21日それぞれ2300g余りある元気な赤ちゃんが誕生しました。お産を不安がっていた娘も体調が
守られ平安の内に喜びをもって終わることができました。お祈りをもって支えて下さった多くの方々に感 謝申し上げます。
44歳のとき、先の夫が病死し私も持病(リュウマチ)を抱えておりました。46歳のとき、初めて教会へ行 って以来20年、息子の就職と結婚、私の再婚、娘の転職と結婚と節目節目には必ずイエス様が共にい
て道を開いて下さり最善を尽くして下さいました。
“まことに主の御名は
ほむべきかな”
感謝します。